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暗黒神と光の守護者の伝説

アステカ神話によると我々がユカタンと呼ぶ地域は、光の守護神トテックとその信奉者たちが、暗黒神ショロトル率いる恐怖の軍団と壮絶な戦いを繰り広げた古代の戦場であるという。

煙界の鏡と呼ばれるアーティファクトの力を借り、ショロトルは地獄の底から恐るべき怪物の軍団を呼び起こした。トテックの戦士たちはその戦いで失われたが、トテックは生き残り、鏡を逆に利用する方法見つけたのである。暗黒神は鏡の中へと閉じ込められ、トテックの子孫によって強力な帝国が築かれた。ここに征服者が訪れるまで、その帝国は存続することになる。

煙界の鏡がその後どうなったのかは、はっきりしない。どこかに隠されたと記したものもあれば、永遠に失われたとするものもある。だがララの経験から言えば、永遠に見つからないものなどない。中央アメリカのジャングルを歩きまわり、ララはついに鏡を発見したのである。

しかし、ララのあとをつけてきたこの地域の司令官ヴァスコによって鏡は奪われ、暗黒神ショロトルが復活したのであった。

だが、鏡に封じられていたのは、ショロトルだけではなかった。光の守護神トテックも蘇ったのである。ショロトルの野望を阻止するため、ララとトテック、ふたりの旅が今、始まる。